わたるくんのにっき その5 MAMAさま作 |
ぼくのおたんじょうび その3 かんけつへん |
○がつ ×にち △ようび きょうは ぼくのおたんじょうび。 あおいちゃんには くまちゃんを もらったし ゆうすけおじちゃまからは げーむを もらった。 すっごく うれしかったんだよ。 でもね おじちゃまが あんまりげーむに むちゅうになっててぼくのこと わすれてるから ちょっと おこっちゃったんだ。 でね あおいちゃんからきいた おじちゃまの ちょっとはずかしいおはなし おおきなこえで いっちゃった。そしたらね おじちゃま まっかになって 「そう言えば、俺 約束してたんだ。そろそろ帰るよ。また 日曜日にな!」 っていって かえっちゃったんだ。 ままが 「ちょ・・ちょっと祐介!お夕飯食べて帰るんじゃないの??」って よんだんだけど 「うん。ゴメン。」って おおいそぎで でていっちゃった。 ぼく・・・ひどいこと いったんだよね。 ・・・おじちゃまに きらわれたら どうしよう。。。。 ままに 「渉、祐介どうしちゃったの?」ってきかれたけど ぼく ほんとのこと いえなかった。 りびんぐにもどって そふぁにすわったら なんだか なきたくなってきた。 しょんぼりしてたら すぐるが はいってきて ぼくのとなりにすわった。 そして ぼくのおててを ぎゅって にぎってくれたんだ。 ぼく おにいちゃんだから なかないでいようって おもってたんだけど すぐるのおかおをみたら なみだが ぽろぽろ でてきちゃった。 「ぼく おじちゃまに ひどいこと いっちゃった。。。おじちゃま もう ぼくのことなんか きらいになっちゃったかもしれない。」って いったら すぐるが ぼくのこと ぎゅって だっこしてくれたんだ。 それから 「だいじょぶ。 みんな おにいちゃまのこと だいすきだよ。」 って いってくれた。 けど おじちゃまは ぼくのこと きらいになっちゃったかもしれないね。 すごくかなしくて なみだが とまらなかった。 でもね すぐるが ずーっと 「だいじょぶ。 だいじょぶ。」って いってくれたんだ。 そしたらね ぼくも ちょっとそうかな〜 ってきぶんになってきた。 すぐるって すごいや。 ぼくも すぐるのこと だいすきだからね。 それから なかないで いっしょうけんめいかんがえたんだ。 やっぱり ぼくがわるいんだから ちゃんと おじちゃまに ごめんなさいしよう。 んでもって ぼくのこと きらいにならないでって おねがいしようって きめた。 おじちゃまに おでんわしようとおもって でんわのところにいったら でんわが 『RRRRRRRR』ってなった。 「もしもし きりゅうです。」ってでたら おじちゃまからだった。 「渉か?」って いわれて ぼく なきそうになったけど がんばって 「おじちゃま さっきは ごめんなさい。 おねがいだから ぼくのこときらいにならないで・・・」っていった。 おじちゃまは しばらくだまったままだったけど 「ふぅ〜」って おおきなためいきを ひとつついたんだ。 そして 「参ったな・・・謝るのは俺のほうだよ。せっかくの誕生日なのに、ごめんな。ちょっとビックリしちゃったんだ。今から戻ってもいいか?夕飯一緒に食べてくれる?」っていってくれた。 えっ? ぼくのこと ゆるしてくれるの? うれしいっ! 「うん!まってる!!」っていったら 「じゃ、今から戻るよ。ママにそう言っておいてくれる?」っていって おじちゃまは でんわをきったんだ。 ままに 「おじちゃま やっぱり おゆうはん いっしょにたべるからって〜♪」 っていったら ままは 「もう、祐介ったら。。」って いいながら なんだか ちょっと ほっとしたおかおをしてた。 きょうの おゆうはんは にぎやかで すごくたのしかったよ。 いっぱいたべて いっぱいおはなしして おじちゃまも いっぱい にこにこしてくれた。 やっぱり ぼく おじちゃまが だいすきだよ。 おじちゃまも ずーっと ぼくのこと すきでいてくれるかな? |
祐介おじちゃま、受難も無事(?)乗り切ったようです(笑)
MAMAさまは
『今回は、ちょっとお笑い路線から離れて、切ない系を目指してみましたぁ〜♪』
とおっしゃっていますv
ふふっ、涙涙のわたるくんを側で支えるしっかりものの弟、すぐるくん・・・。
二人の兄弟萌はいつ?(爆)
ばっくで もどってねv つづきは もくじから はいりなおしてね