中編




えきについたら べっそうのかんりにんのおじさんが おむかえにきてくれてた。
ぼく ゆうべ あんまりねられなかったせいで でんしゃのなかでは ず〜っと ねちゃってたみたい。
おとうさんに 
「着いたよ。悟、起きなさい。」
っておこしてもらうまで ぜんぜん めがさめなかったんだ。


このいずのべっそうには ぼく なんどかあそびにきてるんだ。
きょねんのなつも みんなといっしょに あそびにきてる。
でも きょうは なんだか かんじがちがうんだ。
ママやのぼるやまもるが いないせいかな?
おとうさんと ふたりだけだからかな?
なんかへんなかんじなんだよね。。


べっそうについて かんりにんさんのおくさんが つくってくれたおひるごはんをたべて・・・

そしたら ぼく もう どうしたらいいのか わかんなくなっちゃったんだ。
しかたがないから リビングのソファにすわって もってきた 『ぐりとぐら』のえほんをよんでたら おとうさんが
「悟。私と遊ぶのは嫌か?」
ってきいたんだ。



ぼく 「えっ? おとうさん ぼくとあそんでくれるの?」
って びっくりして きいちゃった。
おとうさんは おめめをまんまるにして
「その為に来たんだろう? いきなり絵本なんか読み始めるから、一緒に遊ぶのが嫌なんだと思ってしまったよ。」
って ちょっと ほっとしたように わらってくれたんだ。

それから ぼくは おとうさんとそうだんして うみに あそびにいくことにした。
おとうさんが パラソルとシートをもって ぼくが うきわとおすなばセットをもって。
ふたりとも みずぎのままで むぎわらぼうしをかぶってね。


あさいところで おとうさんに およぎをおしえてもらったり
おとうさんのせなかに のせてもらって おきのほうまでいったり
すなはまで おやまをつくって トンネルをほったり・・・・

ぼくとおとうさんは ゆうがたまで ず〜っといっしょにあそんだんだ。
おとうさんは いつのまにか カメラをもってきてて ぼくのこと いっぱいうつしてくれた。

「思い出になるからね・・・」っていいながら。。。






ゆうごはんのあとには おとうさんといっしょに はなびをした。
かんりにんさんのおくさんが すいかをきってくれて おにわで ふたりでならんでたべたりもしたんだよ。

しゃがんで せんこうはなびを していたら だんだん ねむくなってきちゃったんだ。
「悟、眠いんだろう? もう寝なさい。 私と同じ部屋に布団を敷いてもらってあるから。」っていわれて 
「おやすみなさい。」って ちゃんとごあいさつして おへやにつれていってもらった。

で・・・そのまま ねちゃったんだ。
なにか わすれてる。 なんだったっけ??なんて ちょこっとおもったんだけど。。。。



     ☆.。.:*・゜♪゜・*:.。.☆.。.:*・゜♪゜・*:.。.☆.。.:*・゜♪゜・*:.。.☆



おとうさんとママとのぼるとまもるとぼくの 5人で うみであそんでる。
すなはまで おやまをつくってたら おおきななみがやってきて にげおくれたぼくだけが ずぶぬれになっちゃった。
そんなぼくをみて のぼるとまもるがわらってる。 
やだなぁ〜 つめたいなぁ〜〜!! ってとこで・・・めがさめた!!



 【後編へ 続く〜

ま・・・まさかっ?!

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