84948:MAMAさまからのリクエスト
元Y女学院生徒副会長・宮下陽子嬢に聞く『私が落とした美少年』
ミラリク「薔薇の館のひそひそ話」を未読の方は、まずそちらからどーぞ(*^_^*)
既読の方で当時「裏メッセージ」に気づかれなかった方も、ぜひご一読下さい(^^ゞ
もちろん「裏メッセージ」込みで既読の方も、もう一度読んでいただくと、
とんでもないネタバレがあったことがお楽しみ頂けると思います(笑)
さて、今回のインタビュアーは彼以外、誰も引き受けてくれませんでした(笑)
守:初めまして…。えっと、俺、桐生守です。 陽子:初めまして。宮下陽子と言います。守くんのことはよく知ってるわ。 守:え?どうして? 陽子:んー。だって有名だもの。桐生家の3兄弟って。 守:そりゃどうも。…で、悟の告白によると、ヤツの初体験の相手があなただってことで…。 陽子:あらー。悟くん喋っちゃったの? 守:聞き出したんですけどね。 陽子:でも、もう時効よね。2年も前の話だから。 守:悟が中3で、あなたが…。 陽子:高2だったわ。私、当時生徒会の副会長をしてたの。それで、聖陵祭へ行ったのね、学校の代表として。 守:そこで悟に出会ったんですね。 陽子:そう。聖陵は中高一貫だから、ああ言う大きな行事の時は、中高の生徒会が合同で運営に当たるじゃない?だから、中学生徒会の会長だった悟くんとも接点があったワケよ。 守:でも、よく悟が引っ掛かりましたね。 陽子:そうよね〜。今思うと不思議ね。 守:きっかけはなんです? 陽子:んとね、私もピアノを弾くんだけど、その事で話が盛り上がっちゃったの。 守:なるほどね〜。悟は音楽以外には何にも興味なさそうな顔してるから、話しかけづらいよね。 陽子:そうね。でも、音楽の話でもそんなに「熱く語る」ってほどじゃなかったわね。 守:で、そういう関係になったきっかけは? 陽子:ん〜…。なんとなく…かな? 守:なんとなく…。 陽子:聖陵祭のあとね、お休みの日に一緒にコンサートに行ったんだけど、その帰り道に…。 守:現場はどこ? 陽子:ふふっ、公園よ。 守:えっ…う、嘘…。 陽子:嘘よ。 守:あのねぇ…。 陽子:でもね、悟くんとは長続きしないなってすぐ感じたわ。 守:どうして? 陽子:彼、恋とか愛とかに全然夢を抱いてなかったもの。 守:それって…。 陽子:あ、誤解しないでね。悟くん、とっても優しかったし、すごく気も遣ってくれたし…。 守:なのに? 陽子:そう。しっかり心は閉じていたわね。 守:やっぱりね…。 陽子:で、悟くんはどうしてる?元気?彼女出来たかな? 守:元気です。その…恋人も…。 陽子:あら!彼女出来たんだ!よかったわ。ね、どんな子?いくつ? 守:(あれは彼女とは言わないと思うけど…)えっと、高1。 陽子:今度は年下なのね。やっぱり音楽をやる子かしら? 守:フルート吹きです。 陽子:へー、どこで知り合ったのかしら? 守:ええっとぉ…(勝手にカミングアウトしたら怒るよな、悟のヤツ…)。 陽子:?…その子、やっぱり上手? 守:めっちゃ上手いですよ。なんてったって、今年のジュニアコンクールを獲ってますから。 陽子:ジュニアコン?(…香奈子先生が夏に自宅で面倒見てらっしゃった子って…確か、ジュニアを獲った…) 守:ええ。 陽子:(ニヤリ)そこんとこよく聞かせてっ! 守:え? 陽子:出会いは管弦楽部よねっ。 守:は?…はぁっ?!どうしてっ(ジュニアコンとしかいってないぞっ、俺はっっ) 陽子:で、きっかけはっ?もしかして悟くんが寮の部屋に連れ込んでムリヤリとかっ! 守:あ、あのっ。 陽子:あ!それとも防音室?個人指導とかなんとか言いくるめて引きずり込んでっ…。 守:ちょ…ちょっと…。 陽子:恥ずかしい写真とかビデオで脅して身体からその気にさせてとかっ。 守:陽子さんっ!いったいどういう発想を…。 陽子:私ね〜、今NET作家ってのやってるの〜。ねぇねぇ、香奈子先生にはナイショにしとくからネタ頂戴! 守:か、かなこせんせい〜? 陽子:あら?言わなかったかしら?私、今、音大生で香奈子先生についてるんだけど。 守:あわわ…。 世間は狭い(笑) |
なんてオチ…(>_<)
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