あーちゃん・ママン愛の劇場

by ぽたっちさま




      彼らがいつも大きな愛に包まれていることを願って。


             〜∽〜∽〜∽〜∽〜∽〜∽〜
 

 時折聞こえてくる音は大好きなママンの音。
 小さい頃から、ううん、ママンのお腹にいる頃から慣れ親しんだ優しい音だ。
 中学にあがるまでそれこそ一日たりとも聞かない日はなかったママンの音。


 慣れない寮での生活を心配してくれたママン。帰省のたびに聴く僕のフルートはどうやら上達しているらしい。
 だから僕も、ママンの音はいつも綺麗だけどママンも上達しているよ、って言ったら僕の大好物の苺のミルフィーユでティータイムになった。
 別にねらったわけじゃないんだけど……へへっ


 暖かい午後の光が差し込むリビングに紅茶のいい香りがひろがる。    BGMにはママンお気に入りのフルーティストの演奏。実はサインなんて持ってるミーハーな面もあるけど(見せて貰ったけど読めなかった)
 そんなママンは可愛いと思う。


 可愛いといえば、前に母の日にお父さんとプレゼントした白のフリルのついたエプロンだ。
 ふわっとしたママンの雰囲気に良く似合うなっていうんで選んだそれはママンのお気に入りになっている。
 僕も危うくお揃いにされるとこだったのは内緒だけど。



            ♪♪♪.............................................



 僕の音とママンの音が追いかけっこする。
 時々二人だけの演奏会をしては楽しいひと時を過ごすんだ。


 僕は願う。
 いつか、大好きなあの人と一緒に演奏することを。
 あの人の傍であの人の存在を感じながら大好きな音楽に包まれることができたなら.........


 ママンの奏でる甘い旋律に聞き入りながら、心の中で大好きな人の名前をつぶやいた。

     ここで「アニー」なんて呟いちゃだめよ。あーちゃん(笑)



                大きな愛に包まれて…              




END

表カウンタ100万のお祝いにいただきましたv
ぽたっちさま@ママンのご期待に応えるべく、
本編でもあーちゃんの幸せをお約束し………ます!(自信がないらしい/笑)

ぽたっちさま〜、ありがとうございました!

あ!お揃いのエプロン、激希望〜!(笑)




「ママン〜僕、恥ずかしいよぅ〜」
「うふふvあーちゃんてば、その格好でアニーにまで色仕掛けするの?」
「ええ゛っ?ア、アニー?!色仕掛けっ?!」

ぽたっちさま:な〜んて会話があるんでしょうかね(笑)
もも♪:ええっ?やっぱりアニーなんですかっ?


どうやらあーちゃん、ママンとお揃いのエプロンつけてるようです
(* ̄m ̄)ノ彡_☆ばんばん!



あーちゃん・ママン愛の劇場
〜おまけ〜


キャスト:
あーちゃん(藤原彰久)
ママン(ぽたっちさま@ピアニスト)
影の声(もも♪@管理人)


「ねえママン、もも♪さんも演奏会12月だって!」

(すみません、11月30日の間違いでした/笑/ちなみに演目は葵が入学して最初にやった『ドヴォルザークの8番』ですv)

「そうなのね〜、ママンも是非聴きに行ってみたいわ〜」(ほうっとため息をつく)

(ぽたっちさまのリサイタルはほんとに12月ですv 私も行きたい…)

「いいな〜僕も聴きたいなあv この間ね、ちょっと浅井先輩がドヴォルザークの8番吹いてくれたんだよv」

(どうやら祐介が担当した2番フルートも難しいようです(^^ゞ)

「あら♪仲良いのね」(うふv)

「えっ…あ、そんなんじゃ…」(真っ赤)

「その後、デートしてるの?」(にやり)

(いえ、祐介が甥っ子とアヤシイ関係になったので、ちょっと…)

「ええっ!デ、デートっ?!マ、ママン!」(動揺)

「いーのよ隠さないでv」

(いやいや、祐介はヘタレ攻めですから/笑)

「隠すも何も、ママン! ママンもリサイタルあるんだから僕にかまっている暇ないよ!」(さらに動揺)

「ごほっ」

「あ、ママン?!どーしたのっ?」

「う・持病の癪が…ごほっ」

「ママン無理してるんだよ。今年は空飛びっぱなしなんだから。少し休んでね」(癒しの笑顔)

(そうです。ぽたっちさま、空飛びっぱなしの挙げ句、スーツケースの中身はなんと『テ☆プ☆大人買い』/爆)

「ありがと。やっぱりあーちゃんは優しい子ね」

(だから祐介にはもったいないんだってば/笑)

「えへへv」(テレっ)

「そのうちもも♪さんの演奏会に行きましょうねv」

「うん!」

(ええと…。恥ずかしいので勘弁して下さい/照)

 ママンの持病の癪はもちろん演技です(笑)

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