67876:まつさまからのリクエストママたちが語る『息子の恋人』


ツワモノ揃いの桃の国女性陣!
優しくて強いママさんたちに、『息子の恋人』を語っていただきましょうv
インタビュアーは『ママ予備軍?』のさやか姉さんです!




さやか:さて、待ちに待った『ママたちが語る、息子の恋人』インタビューです!TOPバッターはもちろん、桃の国と言えばこの人。美人ピアニストの桐生香奈子先生!

香奈子ママ:まあ、いきなり私からなの?

さやか:それはもう、当然ですv

香奈子ママ:えっと、息子の恋人…だったわね。

さやか:はい!…あ、もちろんご兄弟全部語って下さいね。

香奈子ママ:それは大変ね。じゃあまず…守の恋人だけど…。

さやか:どうぞ〜。

香奈子ママ:それがね、片思いらしいのね。

さやか:あらら。

香奈子ママ:まあ、来るもの拒まずの子だから、これもいい経験になるとは思っているのだけど、できることなら成就させてやりたいわね。

さやか:そうですよね〜。…で、どんな子に片思いなんでしょう。

香奈子ママ:それがね、珍しく言わないのよ。いつもは結構、そう言うこともフランクに話す子なのにね、今回に限って、口が固いの。だから余計に『本気』を感じちゃうわね。

さやか:いいですね〜。心にグッと秘めて…。

香奈子ママ:ふふっ、守らしくはないけれどねv …で、次は昇ね。昇の恋人の直人くんは、中学生の時から知ってるの。だからいつまでも若いと思っていたのに、気がついたらもう30越えてるのね〜。

さやか:光安先生って若く見えますからね。

香奈子ママ:よ〜く考えてみたら、あの二人、17歳も違うのよ。

さやか:そこまで年が違うと、先生も可愛くて仕方がないでしょうしね。

香奈子ママ:もう、メロメロよ。甘やかしまくって過保護もいいとこ。この前なんて、『ケチャップついてるぞ、昇』なんていっちゃって、人目もはばからずに昇の口元を拭いたりしちゃって〜。

さやか:うわお〜。

香奈子ママ:あれを良昭の前でやれたらたいしたものだと思うけど。

さやか:それはコワイからやめて欲しいです…。

香奈子ママ:次は悟と葵ね。

さやか:もう、不動のカップルって感じですけど。

香奈子ママ:ほんとにそうかしら。

さやか:ええっ?!どう言うことですか?

香奈子ママ:心配なの。悟が葵にポイされちゃう日が来ないかしらって。

さやか:そんなぁ、大丈夫ですよ。葵くんは悟くん一筋ですし。

香奈子ママ:やっぱりそう思う?

さやか:もちろんですよ。

香奈子ママ:(ため息)…ダメか。

さやか:香奈子先生??

香奈子ママ:悟がポイされちゃったら、葵を私の籍に入れちゃおうと思ってたのにな〜。

さやか:は?

香奈子ママ:このままじゃ、悟に取られちゃうのよね、葵の籍。

さやか:……お、親子で籍取り合戦ですか…。

香奈子ママ、『葵・命』(笑)





さやか:さて次のお客様は中沢涼太くんのお母様、優子さんですv

優子ママ:初めまして。いつも祐介クンにはうちのバカ息子がお世話になって…。

さやか:いえ、こちらこそ、あの朴念仁と仲良くして下さってありがとうございますv
さて、今日は涼太クンの恋人について語っていただきたいんですが…。

優子ママ:可愛いのっ!

さやか:…そ、そうなんですか(たじたじ)

優子ママ:長期休暇の時に、「後輩をうちに泊める」…なんて言い出した時は、あら珍しいこともあるものね…って思っただけだったの。しかも私たちは旅行に行ってて留守してたから、会うことも出来なかったし…。それがね、次の長期休暇にも来てくれてね。もう、優しくて可愛い子だから一目で気に入っちゃったの。

さやか:あの、『後輩』って事は、聖陵の生徒さんですよね。

優子ママ:もちろん。

さやか:…OK…なんですか?

優子ママ:あら、どうして?

さやか:いえ、その、男の子…だから。

優子ママ:まあね、びっくりはしたんだけれど、私も若い頃は音楽の世界にいたから、そう言う友達もたくさんいたし、それにうちにはまだ娘がいるから、跡継ぎはそっちにお願いすることにしたの。

さやか:そうなんですかv

優子ママ:それにね、どうもうちの弟もアヤシイのよね。

さやか:弟さんと言いますと…。

優子ママ:祐介クンの担任よ。

さやか:え!優子ママさん、光安先生のお姉さんでらっしゃるんですか?

優子ママ:そうなの。年の離れた弟だから可愛くってねぇ。

さやか:……か、可愛い…。

優子ママ:私はね、どうも香奈子の所の昇くんがお相手じゃないかと踏んでるの。

さやか:……う。

優子ママ:困ったわね…。

さやか:やっぱり困り…ますか?

優子ママ:だって、香奈子に申し訳ないじゃない。…ま、でもあそこは粒ぞろいの男の子が4人もいるんだから、一人ぐらいかまわないかしら。ね?

さやか:いや、その、数の問題ではないような気もしますけど…。

優子ママ、実は金髪の弟が出来て嬉しいらしい。





さやか:さてさて次の方は…。まりちゃんのお母様!熱田優美子さんです!初めましてv 

優美子ママ:初めましてv

さやか:まりちゃんは、MAJECの会長のご子息に嫁がれたんですよね?

優美子ママ:あら、よくご存じね。

さやか:はい。前田会長とうちの父は同級生なんですよ。

優美子ママ:まあ!そうだったの?

さやか:そうなんです〜。で、いつも父が言うんですよ。『会うたびに嫁自慢をされるんだ』って。すごく羨ましそうです(笑)

優美子ママ:まあ、嬉しいわv

さやか:そこで、今日は『息子の恋人を語る』というテーマなんですが…って、あれ?

優美子ママ:ふふっ、うちの場合は『息子のお婿さん』…になるわね。

さやか:……『息子の…』…。

優美子ママ:まりのお婿さんの智雪くんはね、そりゃあもう男前で賢くて礼儀正しくて優しくて穏やかで、うちの息子にはもったいないくらいなの。

さやか:あの…お子さんって、『まりちゃん』ですよね?

優美子ママ:そうよ。うちは一人っ子なのよ。

さやか:あの…もしかして、まりちゃんって、息子…さん?

優美子ママ:そうよv まりは可愛いうちの息子よv

さやか:前田会長のご子息のお嫁さんですよね?

優美子ママ:そうv 大事にしてもらえて幸せだわ、うちのまりv

さやか:(ぷぷっ……。うちのお父さんってば、騙されてんの〜)
*注 ミラリク『第1期生が語る聖陵の伝統!』参照v


優美子ママさん、確かに智くんは男前で賢くて礼儀正しくて優しくて穏やかですが、……変態です。






さて、無事インタビューを終えて帰り支度をするさやか姉さんのところへ、また一人のママさんが。

さやか:あら、お母さん。どうしてこんな所に。

ゆかりママ:ママたちが『息子の恋人』を語る会をやってるって聞いて…。

さやか:…誰の恋人を語るつもりよ。

ゆかりママ:私の息子と言えば祐介しかいないじゃないの。

さやか:それがわかってるんなら、いったい誰について語る気よ。

ゆかりママ:…ねえ。

さやか:なに?

ゆかりママ:やっぱり葵くんには振られたのかしら?

さやか:振られたもなにも、葵くんにとって祐介は最初から『親友』以外の何者でもないんでしょ。

ゆかりママ:…残酷なこと言うわね、さやか。

さやか:あのね、こういうことは仕方がないの。そりゃあ私だって、葵くんがGETできてれば…って思うし、『祐介の間抜けっ、ぼんくらっ』って言ってやりたいのはやまやまだけどね。。

ゆかりママ:祐介、幸せになれるかしら?

さやか:さ〜ね〜。本人次第じゃないの〜? ま、あいつ優しいから、そのうちイイコが見つかるって。 …それよりね、お母さん、面白い話があるの。

ゆかりママ:なぁに?

さやか:お父さんの同級生にMAJECの会長さんがいるでしょ?

ゆかりママ:前田さんね。とっても紳士で素敵な方よ。確か、長男さんにとっても可愛いお嫁さんをもらわれたって、お父さんに自慢されてたんじゃなかったかしら?

さやか:そのお嫁さんね…(ママの耳にごにょごにょ…)

ゆかりママ:…え?ええええええええ!!!!♂!!!!

さやか:お父さんたら、騙されてるの〜!!

ゆかりママ:いやだ〜、お父さんたら〜!!


嫁と娘の大爆笑を、パパは知らない。



そして、さやかねえさんが真実を父に告げる日はこないであろう(合掌)


バックで戻ってねv