「22922」アリシロリトルさまからのリクエスト『光安先生、恋愛を語る』


センセとのぼきゅんがまだラブラブになる前のインタビューです(*^_^*)




今回のインタビュアーも浅井祐介クン。
前回の栗山先生のインタビューでの実績(?)が認められての起用です(笑)。

第1日目 1年D組の朝礼後

祐介:先生…。

光安:どうした。

祐介:先生の恋愛観についてお伺いしたいのですが。

光安:何だそれは。

祐介:質問をもらってるんですよ。

光安:ふ〜ん。恋愛観ね…。ま、『棚からぼた餅』ってとこか。

祐介:はぁっ?どういう意味ですか?

光安:口開けて待ってたら、美味しいのが勝手に飛び込んで来るんだよ。

祐介:………。(撃沈)



第2日目 管弦楽部の部活後

悟 :先生…ちょっといいですか?

光安:ん?なんだ。

悟 :実はこんなものを渡されたんですが…。

光安:(メモを覗き込む)え?『光安直人、恋愛を語る』って…。

悟 :インタビューらしいんですが…。

光安:何でお前がこんなことしてるんだ。(実は、祐介から頼まれたのだと気づいている)

悟 :はぁ…どうしてでしょう。

光安:(ニヤリ)そうか、悟、お前何か悩みでもあるんだな?

悟 :はあっ?

光安:水くさいじゃないか。こんな遠回しなことしなくても、ちゃんとアドバイスしてやるから。

悟 :ちょっと待って下さいよ。いったい何のアドバイスを…。

光安:どうだ?その後上手くいってるか?

悟 :う…上手くってなんのことですか(冷静に視線を投げたつもりだが、実は揺れていたりする)

光安:アレばっかりは経験だからな。わからないことがあったら教えてやるぞ。

悟 :………。(撃沈)



第3日目 放課後の光安の部屋

昇 :(くたびれたメモを手に)直人の恋愛観ねぇ…。

光安:なんだ、今度はお前か。

昇 :節操ないよね、直人って。

光安:そんなことはない。節度は守って遊んでいるぞ。

昇 :あのねぇ…。そんなことより、どうなの?今、恋愛してるの?

光安:あのな、昇。恋愛ってのは『する』ものじゃなくて、『してしまう』ものなんだ。

昇 :『してしまう』…?どーゆーことさ。

光安:恋に落ちる瞬間も、その理由も、誰にもわかりゃしない。気がついた時には『大やけど』だ。

昇 :……。(拗ねたようにそっぽを向く)

光安:(横目でチラッと見て)昇も火傷してみるか…ん?

昇 :……ばかっ!(クッションを投げて出ていく)

光安:(静かに見送って)…火傷を癒してくれるのは、誰なんだろうな…。


あちゃー、先生、最後は「マジ」ですよ。どうしよう。おろおろ…。


ブラウザのバックボタンでお戻り下さい