79397:香さまからのリクエスト『フルーパートの中学生3人組が見た葵くん争奪戦の実態』


今日はフルートパート中学生組の座談会です。
出席は中3の紺野昌生くん、中2の谷川康裕くん、そしてお馴染みの中1のボク・藤原彰久くんです。



彰久:紺野先輩、谷川先輩、練習お疲れさまでした。

昌生:おつかれー!

康裕:お疲れサマ〜。

昌生:しかし今日も壮絶だったよな。

康裕:ああ、アレですネ。

彰久:佐伯先輩、今日もテンション高かったですよね。

康裕:ええと…。今日は腰に手をまわすこと3回、肩を抱くこと4回、顎に手を掛けること2回、髪を撫でること数えきれず…。

彰久:まるでセクハラのようですね。

昌生:藤原、まるで…じゃない。まんまセクハラだ。しかも今日はほっぺにキスってのがあったぞ。

康裕:アレ、浅井先輩さすがにキレてましたネ。

昌生:しかも佐伯先輩って浅井先輩の視界に入るところでやるんだもんな。絶対わざとだぜ。

康裕:煽ってますネ、絶対。

彰久:反対に浅井先輩って、奈月先輩のこと触ったりしませんよね。

昌生:俺たちの前では…な。

彰久:え?!そうなんですかっ?

康裕:けっこうさりげなくじゃれてますよネ、浅井先輩って。

昌生:ああ。佐伯先輩が触ると、エッチくさくてオヤジくさいけど、浅井先輩が触ってもあんまり違和感ないからな。だがそれに騙されてはいけないんだ。

康裕:得デス、浅井先輩。

彰久:そうなんだ…。じゃあ、やっぱり浅井先輩と奈月先輩って…。

昌生:そう思うだろ?それがだな…。実は俺、この前すごいもの見ちゃったんだ。

康裕:何デスか?

昌生:たまたま羽野先輩とホールの階段を降りようとしたんだけど、1階下の踊り場で人の気配がしてさ…。

康裕彰久:(ゴクリ)…。

昌生:見るとはなしに、見ちゃったんだけど…。

康裕:は、早く教えてくださいヨ。

彰久:(激しく頷く)。

昌生:悟先輩と奈月先輩が話をしてたんだ。二人っきりで…。

康裕:…まさかそれだけデスか?

昌生:んなわけねーだろ。話くらい誰だってするさ。そうじゃなくて…。

彰久:なくて?

昌生:先輩たち、手…繋いでたんだよ…。

康裕:ええっ?!

昌生:しかも、指絡めて…。

彰久:(ぐるぐる)…。

昌生:おいっ、藤原っ、しっかりしろって。

彰久:…あっ、は、はいっ!

康裕:じゃ、あの噂は本当だったトカ…。

昌生:悟先輩が奈月先輩にぞっこんだってんだろ?

彰久:え?そんな噂あったんですか?

昌生:お前、鈍いな〜。ま、俺もメインメンバーの先輩から聞いた話だからエラソーなことは言えないけどな。

康裕:もしかして、浅井先輩が隠れ蓑になってるンじゃ…。

昌生:あり得るな…。みんな、奈月先輩の相手は浅井先輩だと決めつけてる節があるからな…。

彰久:そんなぁ…浅井先輩が可哀相〜。

昌生:お、おい、何でお前が泣くんだよ。

彰久:だって〜…。

康裕:はいハイ、泣かない、泣かない(撫で撫で)。


彰久くん、ラブね(笑)




中坊はまだカワイイや(爆)


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